戦前、戦後、高度経済成長期を支えた三輪トラックのすべて

昭和レトロを代表する自動車、オート三輪。還暦以上の人には懐かしく、それより下の世代にとってはかなり変わった乗り物に映る。しかし、その醸し出す存在感が昭和レトロの代表格であることは揺るぎない。オート三輪は、明治末〜大正時代にわが国に生まれたモータリゼーションの発端だった。戦時中は銃後の護りとなり、また敵地にも送られた。戦後復興を支え、四輪トラックの登場で衰退するも怒涛の高度経済成長期にも活躍。住宅ブームのおり、木材の山麓からの輸送に活躍した。本書はそんな三輪車の歴史を凝縮した一冊。貴重な戦前カタログ資料による技術史の検証をはじめ、ダイハツやマツダの主要車から地方の町工場が放った幻の大型三輪「トクサン号」までを網羅した完全図鑑です。さらに、現代の公道を生き抜くレアなオート三輪車の撮り下ろしグラビアと、オーナーたちのリアルな維持の知恵も収録。マニア必携、オート三輪のすべてが詰まった永久保存版です。

C O N T E N T S

ENJOY! オート三輪
昭和自動車史と暮らす愉快な趣味人たち
埼玉県の岡田一男さん/徳島県の元木和豊さん

戦前、戦後、高度成長期を支えた
希少三輪トラックの系譜

● 1936年式ニューエラ(日本内燃機) ● 1936年式M.S.A(モーター商会)
● 1937年式HMC号(兵庫モータース製作所) ● 1951年式ダイハツSK(ダイハツ)   
● 1954年式ダイナスター(大宮富士工業) ● 1964年式トクサン号(トクサン自動車工業)

オート三輪をサビから守る(ローバル)
車検、車庫証明不要の4人乗り三輪車(ノスタルジックオート三輪舎)

マニア列伝語 り継ぐ三輪の魅力
伊勢貨物車パークで昭和に浸る/動かして遊ぶ三輪車実動主義/
家族三代バーハンドルとの日々/夢に現れた少年時代のサンカー号/
目指せ100万キロ 親子でマツダを走らせる/肥料販売店で今も働くダイハツ

小さな荷物と小さな車輪が織りなす
軽三輪トラック物語
ミゼット、大・大好き/楽しいミゼット栽培/マツダK360とT600の個性は無敵/
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赤いオート三輪 消防三輪車の世界
● 長野上田発 地元パワーで再生された2台の消防車
● 私設消防博物館に眠る愛しきオバケたち

航空機技術者が作った三菱製三輪 みずしま号

マツダ社内有志チームが取り組んだ
GA型オート三輪レストアの軌跡

農民車を再生しました!

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知られざる前輪駆動のオート三輪

750㏄時代の自動三輪車(1933〜1938)

小型三輪部品・用品広告に見る1936年

編集後記

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